トレンディ ライフ !!

お洒落と暮らしに役立つトレンディな情報をお届けしてます!

求人情報に記載されている、「既卒」と「第二新卒」って何!?

f:id:netstage:20191123161949p:plain

 

 

求人情報にはその企業の情報だけでなく、どのような人材を求めているかなどの情報も記載されています。

「新卒者歓迎」や「ブランクOK」など、分かりやすい情報もあれば、「既卒」や「第二新卒」と言った聞きなれない情報もあります。

これから仕事を探そうと思っていても、「自分がどのような立ち位置なのか分からない」という人も多いのではないでしょうか?

今回は、なかなか聞きなれない「既卒」と「第二新卒」の意味や違いを紹介します。


○「既卒」の意味とは

高校や大学を卒業後、すぐに職に就く人を「新卒者」と位置付けられますが、「既卒」は、学校を卒業後に職に就かず、数年が経っている人の事を指します。

学校を卒業した後に、留学をしていたり、何かの研究や学業に時間を費やしていた人、職に就かず数年間「フリーター」として働いていた、就職活動が上手くいかず、時間だけが過ぎていった人も「既卒」に含まれます。

卒業後、職に就いていないので一見「イメージは良くない」と思われがちですが、既卒に位置づけられる人は年齢的にもまだまだ若いので、職に就いていなかった期間中の過ごし方によっては、特に企業側にマイナスなイメージを与えることはありません。

 

f:id:netstage:20191123162118j:plain


○「第二新卒」の意味とは

「第二新卒」とは、高校や大学を卒業後に職に就くが、数年で退職した人を指します。

卒業後に職に就いていない既卒との違いは、「第二新卒」は、卒業後に一度職に就いているという点です。

しかし、第二新卒は「数年で退職した人」を差しますが、この年数というのは定まった定義は無く、企業側が大体「2~3年」という数字を設定しています。

なので、卒業後に職に就き、10年後に退職したという人は年齢的に30歳前後となっているはずで、このような人は「第二新卒」には当てはまらないので、企業に応募する際は注意が必要です。

職に就いても2~3年で退職する人は、転職の歳にも悪い印象を与えてしまうと思われがちですが、第二新卒者も「年齢が若い」という点では既卒と同様に評価されますし、数年ではありますが「社会人としての経験がある」という点では既卒よりも優遇されやすいのです。


○まとめ

これから就職を考える人や、転職を考える人にとって、今の自分がどのような立ち位置なのかを知ることは大変重要な事です。

既卒に該当する人が「第二新卒」のも募集している求人に応募しても相手にもされませんし、自分が「第二新卒」に該当しているという事を知らないことで、良い求人を逃してしまう事も考えられます。

ちょっとした知識があるだけで、良い求人にめぐり合える事もあるので、「既卒」や「第二新卒」という言葉をぜひ覚えておいて下さい。

 

 

f:id:netstage:20191123162308j:plain