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毛穴は開閉しないって本当?美容の新常識!

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皆さんは毛穴って開閉すると思いますか?
肌は呼吸しているとも聞くし、スチーマーを使うと温められて毛穴が開くとも聞くし、毛穴に特化して作られたパックなどもあるし一見毛穴は開いたり閉じたり出来るものだと思いますよね。

でも毛穴に関しては諸説ありますが、今では「毛穴は開閉しない」との見方が強まっています。

今回は「毛穴の新常識」についてお話ししていきたいと思います。

そもそも毛穴の役割って?

そう言えば考えた事も無かったけど「毛穴」ってなんの為にあって、どんな役割をしてくれているのか?までは知らない…と言う方も多いですよね。

簡単にご説明すると毛穴の重要な役割として「毛穴から皮脂を出して、皮膚に膜を作り蒸発する水分量を調整する」という働きをしています。
とってもお肌にとっては重要な役割です。

特に体の皮膚に比べて顔の皮膚は薄く特殊な部位なのです。
腕や脚、お腹などは全て洋服で隠すことができますよね?

それに比べて顔だけは1年中外気にさらされています。

でも毛穴がありそこから生えている毛によって、「花粉・紫外線・ホコリ・外的刺激」から守ってくれています。

 

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毛穴は開いたり閉じたりするもの?

今までは毛穴は開いたり閉じたりしている!と思われてきましたが、実は「毛穴は開いたり閉じたりしない」という説が強まってきています。

人間のメカニズム的には毛穴を開閉する機能は備わっていないと言われています。
でもスチーマーなどは毛穴を開かせて…というイメージがありますが、スチーマーは毛穴を開かせているのではなく単純に「高温の蒸気で顔の脂が溶ける」ので元々毛穴に詰まっていた脂が毛穴を広げていて、そこに蒸気を当てることで毛穴にあった脂の詰まりが流れて、キュッと小さく引き締まったように見えるというのが正しい解釈です。

なので毛穴自体が開いて・閉じて…と繰り返しているのではなく、単に脂が詰まっているか流れたかによって毛穴の見え方が変わっていた。と言うだけなのです。
でもぱっと見は毛穴が閉じたように見えてしまうので、「毛穴は呼吸をしていて開閉する」と言った誤解が生まれたのでは無いかと言われています。

ヒトの皮脂は約30℃位から溶け始めると言われているので、スチーマーの暖かい蒸気なら十分脂を取り除けるんです。

ですので結果から申しますと、「毛穴は開閉しているのではなく、脂の加減によってそう見えていただけ」というのが毛穴の真実では無いかと言われています。

毛穴の周りの仕組み

毛穴の周りに筋肉って無いですよね?
人間の機能として何かを動かす際には筋肉が必要と言われています。

ですがどうでしょう?
毛穴周辺にはそういった筋肉は存在していません。

ですので都合良く毛穴を開閉することは普通に考えたらできないのです。

一応毛穴周辺にも「立毛筋」と呼ばれる筋肉があるのですが、この役割としては怖い番組や寒さを感じた時にキュッと収縮したりする筋肉で、立毛筋は毛を包んでいる「毛包」と呼ばれる部分に繋がっているため、この筋肉が動いた時に毛が逆立つといった働きがあるだけで毛穴の開閉とはなんら関係の無い筋肉と言われています。

きちんとメカニズムを知ると毛穴は開いたり閉じたりはしていない事が理解できると思います。

 

 まとめ

毛穴は開閉する!が今までの常識とされていましたが、今では「毛穴は開閉なんてしない」の説が強くなってきています。
脂の詰まり方によって、それが取れた時にキュッと引き締まったように見えるので閉じた!と感じる人もいたようですが、それは単に脂の加減でそう見えていただけと言うことです。

これも人によって諸説あるので本当の真意は分かっていませんが、毛穴の仕組みを知っておくだけでも役立つので美容の知識として取り入れておいてくださいね。

 

 

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