美容液ってお肌には必要?他のスキンケアと何が違うの?
皆さんそもそも「美容液」ってなんの目的で、どんな役割があって売られているのかをご存知でしょうか?
なんとなくスキンケアの一部として、よく分からないまま取り入れている人も多いと感じます。
中には美容液自体そもそも必要なの?と思う人もいますよね。
筆者も昔は美容液の役割がよく分かっていませんでした。
このように美容液自体の意味や、必要性が分からない人も沢山いると思い今回は「美容液」に注目して色々とご説明して行きたいと思います。
美容液の役割とは?
美容液とは簡単に説明すると…
「お肌の栄養剤」です。
色々なお店で美容液は必ずと言って良いほど売られていますが、全部が全部同じ働きをしてくれる美容液では無いのです。
一言で美容液と言っても、目尻のシワやほうれい線などの線に特化したもの、シミに特化したものなど目的によって使う美容液が異なります。
人によって肌の悩みや欲しい栄養分が違ったりするので、それに合わせて必要な栄養分をプラスするという役割を持つのが「美容液」なのです。
一般的に売られている化粧水や乳液などは「肌の保水」を目的としている物なので何かの栄養成分をプラスすると言った役割はありません。
でも美容液の場合は高濃度の美容成分で作られているので、化粧水などに比べてお肌への働きかけが高くなります。
シワ対策であれば「ヒアルロン酸・セラミド」、ニキビ対策には「ビタミンC」などそれに見合った美容液を自分で選んで使用するのが本来の目的です。
美容液の効果的な使い方とは?
美容液は高濃度の有効成分が含まれていますが、稀に沢山の美容液を組み合わせて使用する人がいます。
ただいくら有効成分だとは言え、あれもこれも1度に使ってしまうとその効果が薄れたり逆に肌トラブルの原因ともなる可能性もあります。
ですので基本的には「1度に1種類だけ」を心がけましょう。
それから意外に塗る順番を知らない方も多いのですが、スキンケアには塗る順番があります。
その順番とは、
「ローション系→ジェル系→乳液系→クリーム系」です。
水っぽいものやサラサラしたテクスチャーのものから塗って行きます。
化粧水→乳液→クリームの手順で普段スキンケアをしている方であれば、化粧水と乳液の間に美容液を入れるようにしましょう。
それから美容液は濃度が高い分、値段も高くなっているのでケチケチ使う事もあるかと思いますが、少量だと美容液本来の効果が得られづらいので注意して下さい。
目的別の使い方
・保湿美容液
主に保湿を目的とした美容液は、保湿力をメインとしており肌に潤いをプラスしたりお肌のキメを整えてくれる働きがあります。
保湿タイプは「セラミド・ヒアルロン酸」などの保湿成分が凝縮されており、最も基本的な美容液になります。
オススメの年齢は20~40歳
乾燥・肌荒れ・毛穴トラブルにお悩みの方
1番無難な美容液を使いたい方にオススメです。
・美白美容液
美白美容液はその名の通り、美白を目的としています。
紫外線による日焼け、シミ・ソバカスなどにお悩みの方やそれらを防ぎたい方にはもってこいの美容液です。
美白成分としては「ビタミンC誘導体・ハイドロキノン」などが配合されています。
オススメの年齢は20~40歳
紫外線によるトラブルが多い方や未然に防ぎたい方
シミ・ソバカス・紫外線ケアをしたい方にオススメです。
・エイジング美容液
エイジング美容液は年齢と共に増えてくるお肌のお悩みである「シワ・シミ・たるみ」をケアするために作られた美容液です。
保湿力が高く、綺麗なお肌には欠かせない「コラーゲン」などを生み出すサポートをしてくれる成分が配合されているので、加齢によるお肌の悩みを抱えている方にもってこいの美容液です。
オススメの年齢は30~50歳
シミ・シワ・たるみ・乾燥で悩む方
加齢によるお肌の衰えを改善したい方にオススメです。
まとめ
今回は美容液の本来の役割や使い方をご説明していきました。
意外とどんな目的を持って使用するのか?が分かっていない方も沢山いたと思います。
適当に選ばず自分の肌の悩みに合う美容液を選んであげると、ワンランク上のスキンケアが可能になりますよ。