カナダ留学について 留学する前の準備
年々増加傾向にある、ワーキングホリデーや語学留学。
実は私も半年だけですが、資格欲しさにカナダに留学していました。
もう10年近く前になりますが、現在渡航を考えている方々に私のような失敗をしてほ
しくないので、
少しだけ注意喚起をさせてもらいます。
1.何も調べずに行くのは危険!!
当たり前のことです。でも、10年前の私は
「行ったらなんとかなるでしょ!?」という意味のない、根拠のない自信にあふれてい
ました。若かったんです。
まず、困ったことは当時ホームステイを希望していたのですが、ホームステイ先から
資格の学校までの行き方すら知りませんでした。
英語で伝えることもままならないような状態で、とても優しいホームステイ先のお母さ
ん(現在も交流があります)
がバスのナンバーと地図を調べてくれてなんとかバスには乗れました。
が、バスに乗っても降りる先の地名がまず聞き取れない!
10年前の話なので現在はだいぶ違っていると思いますが、バスによっては地名の表記
がないところもあり、
バスの運転手さんのマイクにこもった声をたよりに降りるしかなかったのです。
そして案の定、学校の場所を間違えました。
しかも、そこは市で一番危険ゾーンとされる地域。
見たこともない注射器がそこらへんに落ちていたり、警察に頑丈な鉄格子がついていた
りと、なかなかにアウトローな場所にたどり着いてしまいました。
(10年前の話ですから、今は大分違うと思いますよ!)
泣きそうになりながら警察に場所を教えてもらい、どうにか学校に遅刻することなく到
着しましたがあのゾーンを通ったときは生きた心地がしなかったです。
2.目標を明確にしていこう
私の場合、資格が欲しいといった目標があったので、語学学校等のカリキュラムもスム
ーズに決めていけました。
ですが、その当時多く目にしたのが「とりあえず留学を1年間してみたい」といった大
学生さんたちです。
そういった子の多くは明確な目標がない子が多いので、だらだらっと日本人同士で味わ
って「留学っぽさ、カナダっぽさ」をたくさん写真にとることに夢中になっている
イメージでした。もちろん、そうではない子もいましたが。
他国の留学生たちは話を聞いている限り
「仕事につかえるため」「資格が欲しい」「何か国語も話せるようになってこういった
仕事につきたい」などと
ある程度のビジョンがあるように思えました。
私と一緒に暮らしていた他国の子たちも明確な目標をもってカナダに来ている子たちば
かりでした。そういう子たちと話をするって本当に楽しいです。
留学するということはお金がどうしてもかかります。自分の中で何か一つ目標立てをす
ることで留学生活、ワーキングホリデー生活がもっと充実したものになりますよ!