誰もが経験する?小学生のイジメ、イジワルと友達とのかかわり方
いつの時代も子どもと切り離せないイジメ問題。
程度は人それぞれ違っても誰もが経験する問題だと思います。
うちの娘も小学校の6年間で毎年何かしらのイジワルに遭遇してきました。
学年が上がればイジワルもまたレベルアップしますが、回避の仕方もだんだんと身についてくると思います。
インターネットでも色々な情報を目にしますが、子どもによって強さも性格も違いますし、地域によってイジワルやイジメもまた違う形だったりするかと思います。
私にも小学生の娘がおり、毎日色んな話を聞くので娘の人間関係やトラブル回避方法について紹介します。
娘が経験したことは壮絶なイジメなどではないけれど、どこにでもあるイジワルの話です。
・・・小学6年生の娘の場合・・・
平和主義の娘ですが、やっぱり時々理不尽に攻撃されることがあります。
聞くと、毎日悪口を言っている女子グループでは必ず誰かを悪口の対象にしているとのこと。
そのグループの中には娘と仲良くしている子もいれば、敵意剥き出しでくる子もいるそうです。
学校という小さな社会で未熟な子どもたちが沢山集まれば、相性が合わなければトラブルがあることは仕方のないことだとは思います。
娘は小さい頃から自分の世界があり、元々一人でいる事が苦ではないタイプです。
群れる事が苦手な為、イジワルに加勢することもなければ、イジワルされようが自分には居場所があるから平気なのだと言います。
とはいえ、イジワルされて平気な子なんていないと思います。きっと娘なりのプライドみたいなものなのかもしれません。
・・・イジワルの道具にされること・・・
娘がイジワルの対象でない時も、イジワルの道具にされそうになる事があるそうです。
誰とでも平等でいたい娘のところへは仲間外れにされた子が来ることがあるといいます。
すると普段は誘って来ないイジワルのリーダー的な子が、娘に「こっちで遊ぼう」と誘いだし、一緒にいる子を一人にさせようとするそうです。
当然その目論見がわかるのでイジワルな子の誘いは断るようですが、自分をイジワルの道具にされる事が許せないといつも怒っています。
「○○といて楽しいの?」と悪口を誘導してくることもあるそうです。
中にはそのリーダーの子について行ってしまう子もいるそうで、その時が一番悲しく、人を傷つけるのだと言います。
そうやって強い子と天秤にかけ、人を傷つける道具として利用しているのです。
・・・一時的な友達はすぐに去っていく・・・
仲間外れの対象の子が変わると、それまで一緒にいた子も去って行くことが多いのだそうです。
それが当たり前なので特に気にはしていないようですが、結局裏切り合いながらも仲良くしている子たちは常に無視や仲間外れの対象の中にいるということなのだと思います。
娘は誰といても楽しいけれど揉め事には関わりたくないようで、上手にその場から離れ、一人行動をとるなどし自分なりにイジメやイジワルの中心にならないように気を付けているのです。
もしかしたら一人になれる子というのは、常に居場所が確保されていてそれなりに安全なのかもしれません。
誰とでも仲良くできるけど、人を選んで信用することと、悪口に対して悪口で返さないということに気を付けていれば多少は平和でいられるのだと言っていました。。
・・・まとめ・・・
イジメやイジワルは100%した側が悪いと私は思います。
それでもイジメやイジワルは0にはならないのだから、友達とどう関わっていくかが問題なのだと思います。
人にしたことは絶対に自分に返ってくるのです。
裏切れば裏切られるし、悪口を言えば悪口を言われる。
でもきれい事だけでは、自分の身は守れないのも事実だと思います。
正論で立ち向かえば、それはそれでまた攻撃の対象になるかもしれません。
親としてはやっぱり自分の娘がイジメの対象にならないでほしいと思っています。
これからも長い学校生活を自分を守りながらも、誰かを守る事ができるよう成長していってほしいと思います。