スクラブ洗顔は良いの?悪いの?スクラブ洗顔は環境に悪影響って本当?スクラブ洗顔の謎に迫る
よく男性用洗顔コーナーでもスクラブ入りの洗顔が置かれていたりします。
一昔前は本当によく見かけましたが、最近では店頭でもあまり見かけなくなりました。
と言うのもスクラブ洗顔は肌に負担が大きい事や環境問題などもささやかれ始めたからです。
それを知って使わない人も増えてきて、今ではあまり使用している人を見かけなくなりました。
そこで今回はスクラブ洗顔は肌には良いものなのか?環境に悪いと聞いた事があるけど本当なのか?の部分に迫ってお話ししていきたいと思います。
スクラブとはどんなもの?肌への影響は?
まず始めにスクラブ洗顔と聞いてピン!と来る人もいれば、どんなものか分からない人もいると思うのでスクラブ洗顔とはそもそもどんなものなのか?を説明していきたいと思います。
スクラブ入りと書かれている洗顔が今でもわずかに店頭に並んでいますが、見た目としては粒のような粒子が沢山入った洗顔になります。
なんの為に入れているかと言うと、この粒子を使い古くなった角質などを研磨する感じで取り除く目的で入っています。
実際に筆者も使用したことがありますが、洗って流すととても肌がスッキリしたようなワントーン明るくなったような肌になります。
でもこの粒子って一体何から出来ているのか気になりますよね。
スクラブの正体は「マイクロビーズと呼ばれるプラスチック粒子」のことです。
ポリプロピレン・ポリエチレン・ポリスチレンなどで主に作られています。
実際手に出して泡立ててもこの粒子は無くならず、溶けたりもしません。
ただ最近のスクラブは米ぬかやこんにゃくから作られているスクラブも多数出ています。
粒子が柔らかく細かいため、肌への負担環境への負担も少なくなると言われています。
今までのマイクロビーズはやはり何度も洗顔をしていると、刺激が大きくニキビ肌の人は特に炎症が悪化する可能性もありました。
今売られているスクラブ洗顔はマイクロビーズ排除の働きから、徐々に自然系スクラブに変わりつつありますからたまに使うと肌がスッキリとしてとても良いものになってきています。
スクラブ洗顔が環境に悪いって本当?
一昔前によく売られていたスクラブ洗顔の「マイクロビーズ」は、とても環境にとって大きな問題をもたらしていました。
と言うのも最近では「プラスチック」の問題が大きく、環境を汚染していると話題になりましたよね。
このスクラブ洗顔も同じく、環境への負担が大きかったのです。
洗顔に入っているマイクロビーズは、とても粒子が小さいので下水処理施設にあるフィルターに引っかからずに海へそのまま放流されてしまうといった問題がありました。
いくら小さい粒子とはいえ沢山の人が毎日流していたら、海がプラスチックでいっぱいになります。
もっと厄介なのがこのマイクロビーズは化学汚染物質を吸着しやすいと言われていて、海に届くまでにも色々な汚染物質を吸着して流れていました。
そして1番怖いのが、水中生物がマイクロビーズを食べ、その魚などを私たちが食べていると言うことです。
結局自分達が流したプラスチックが、自分達の胃に入っていくという怖い問題です。
それからマイクロビーズは知らず知らずに目に入り込んだり、人体にも影響してしまうという問題もありました。
溶けるものであれば大丈夫ですが、プラスチックから出来ているマイクロビーズは溶けることがないのでずっとあり続けてしまいます。
色々な問題が大きく取り上げられ、今では排除や改良という形でスクラブ洗顔も少しだけ置かれていますが、一昔前に当たり前のようにあったスクラブ洗顔は今考えるととても恐ろしいものだったなぁと感じます。
今売られているものでもあるかもしれませんが、マイクロビーズ入りの洗顔は使用しないほうが自分や環境の為になりますよ。
まとめ
スクラブ洗顔は結構前に男性も女性も使用している人が多かったのですが、最近では店頭であまり見かけなくなりました。
その裏にはこういった問題も取り上げられて、排除する動きがあったからなのです。
もしスクラブを使う際には商品名をネットで調べて安全なものかを確認してから使用して下さいね。