肌は遺伝が全てなの!?一生懸命頑張っても元々綺麗な人には敵わない?
よくお肌の事をお話しするテレビや本でも「お肌は全て遺伝で決まる」と言いませんか?
皆さんもそう思っていると思います。
実際の所不摂生な生活をしていてもお肌が綺麗な人っていますよね。
なのに、タバコ・お酒・夜更かしなどをしていないのに中々輝くような美肌にはなれない…と悲しんでいる方も沢山います。
一生懸命どうにか頑張ってケアしている人からすると「遺伝ってずるい」と悲観してしまいますよね。
でも待って!遺伝は確かに関係しますが、それだけが今後の肌への影響として全てでは無いと言う事をお教えしたいです。
そこで今回は肌の遺伝やその後のケア次第で何かが変わるのか?などお肌について、皆さんが知りたいかゆい部分をお教えして行きたいと思います。
お肌は遺伝が全てなの?
まず最初にお話しをしていきたいのは「お肌は遺伝するもの?」と言う部分です。
結論から言いますと、遺伝します!
まずお肌関係で遺伝するものとして、
・肌の色
・キメの細かさ
・皮膚の厚さ
・毛穴の大きさ
・シミの出来やすさ
・アトピーや敏感肌など
はほぼ親から子供へ遺伝すると言われています。
例えば毛穴の大きさを挙げると分かりやすいですが、男性は元々男性ホルモンを持っているのでキメが荒く毛穴が大きいと言われています。
ただ女性でも毛穴があまり無い人と目立ちやすい人2通りありますよね?
毛穴が目立ちやすく皮脂量も比較的若い頃から多い女性は、元々生まれついた時から男性ホルモンに対する感受性が強い傾向にあるため皮脂腺が男性に近いように発達している事が多いのです。
この傾向にある女性の場合、思春期に人よりもニキビが沢山出来たり、30歳位まで脂性で悩まされたりしやすいです。
逆にキメが細かくて肌の薄い人は元々親御さんもそういった肌でそれを貰った可能性が高いです。
若い時だとこの遺伝に逆らえず、ニキビや毛穴で悩まされる側としてはモヤモヤしてしまいますよね。
ですが遺伝による美肌には限界があるのです。
遺伝の限界は40歳頃までという事実
あの人は、なんにもケアしてないのに美肌でいいなぁ…と悲しんでいる方、決してその努力は無駄にはならないですよ。
遺伝で元々肌が綺麗な人は割と若い頃に紫外線や適切なケアを行ってきていない事も多く、それでも30歳頃まではあまり悩み知らずで通りすぎます。
ただ、40歳からは違います。
ここを境目に若い頃に繰り返し浴びてきた紫外線によるシミ、不摂生がたたったシワ・くすみなどが出てくるようになってきます。
シミというのは紫外線を浴びた次の日に出てくる訳では無いので、つい油断しがちなんです。
でも若い頃に遺伝に甘えて色々なケアを怠ると、40歳を越えてきてからガクンと肌の衰えを感じることになります。
・炎症
・酸化
・糖化
など様々な生活習慣の問題が後になって肌へと出始めるのです。
ですから全てが全て遺伝で一生楽できる訳でもなく、40歳を越えてからが本当の勝負なのです。
若い頃にお肌に悩みがないと、ついつい適当にケアして終わりだったり放っておいても綺麗だったりして気にしない人が多いです。
ただ肌と言うものは、遺伝要因が60%、環境要因が40%と言われているので環境要因も大きく関係してくるのです。
筆者も若い頃はとってもニキビに悩まされ脂も多く、いつも肌が真っ白で綺麗な友人達を羨ましく思っていました。
ですが今となっては筆者の方がかなり若く見られるようになったり、肌の悩みがほとんどなくなりました。
それは若い頃に美容の仕事につき色々な知識を勉強したおかげで、遅れをとることがなく自分の肌と常に向き合って頑張ってケアしてきたからだと思います。
ですから若い頃には色々悩まされるかもしれませんが、きちんとした自分に合うケアを行っている人であれば将来的には一生懸命頑張ってきたスキンケアや生活習慣には勝てない時が来るので諦めず頑張ってケアを続けて欲しいなと思います。
まとめ
遺伝と聞いてしまうと、じゃあ何をやっても意味ないや。と諦めてしまう人も多いですが、実際はそんなこと無いのです。
40歳からはその人が今まで積み重ねてきた色々な習慣の方が大きく影響して来るので、決して今気にかけてあげている肌が無駄になることはないのです。
ただしスキンケアのしすぎは肌の老化を早めてしまうのでやりすぎは注意です。
若い頃はとにかく洗顔・紫外線対策が重要になってきます。
若い頃はお肌の分泌も良く、ターンオーバーも割とちゃんとしたサイクルで行われているので、保湿よりも汚れを落とすことと紫外線対策に重点を置いたほうが良いです。
決して諦めず、将来的にはきっと肌のためになると信じて続けて下さいね。