良く聞く「プラセンタ」とは何者!?美肌に必要な理由をご説明します
近年、美容成分としてもかなり注目されてきている「プラセンタ」ですが主にプラセンタとはどのようなもので肌に対してどんな効果があるものなのか?が良く分かっていない所もあります。
美肌の為なら是非理由を知って、積極的に取り入れたいと思いますよね。
そこで今回はプラセンタとはどんなもの?や肌に効果が高い理由などをご説明して行きます。
プラセンタとはどんなもの?
プラセンタとは簡単に説明をすると「哺乳動物の胎盤」のことを指します。
主に胎児の生命を維持し、成長を促す大切な役割を担っています。
プラセンタは元々「紫河車(しかしゃ)」と呼ばれ中国の皇帝たちに愛用されていました。
体が弱い方、お年寄り、疲労回復、虚弱体質の改善、不妊症の治療など様々な目的に使用されてきたものです。
もっともっと遡ると古代エジプト女王である「クレオパトラ」も若さを維持するために愛用してきたと伝えられています。
今現在化学的研究が進み、プラセンタの素晴らしい働きに注目が集まりました。
医薬品・健康食品・化粧品など色々な物へ取り入れられるようになり、今では見ない時が無いほど当たり前の存在となりました。
医薬品・健康食品・化粧品らには、「豚」のプラセンタが使用されています。
ただし最近では「馬」のプラセンタも使用し始めている化粧品や健康食品類も増えてきています。
プラセンタの主な成分は10種類とされていて、
・活性ペプチド
・アミノ酸
・たんぱく質
・糖質
・脂質脂肪酸
・ビタミン
・ミネラル
・核酸
・ムコ多糖類
・酵素
となります。
これらの成分の有用性は細胞や組織の代謝機能を促し、自然治癒力を高めてくれるとも言われています。
プラセンタが肌に良い理由
血行促進作用
肌の栄養分は血液から送られてきますが、そもそも血行が悪いと肌の細胞まで行き届きにくくなり衰え始めてしまいます。
そして生まれ変わりや、新しい細胞の生成も上手く行かなくなってしまいます。
でもプラセンタは血行を促進してくれる効果があり、ターンオーバーを促し細胞の再生を手助けしてくれます。
血行が良くなると、シミ・くすみ・クマなども出来ずらくなりこれらのトラブルも回避してくれます。
抗酸化作用
健康に色々な悪い影響をもたらすともされてきた「活性酸素」。
活性酸素が沢山増えると体の機能が老化し始め、ダメージを受けやすくなるとも言われています。
肌への影響としては、
・シミ
・ハリの衰え
・弾力の衰え
・たるみ
の原因にもなります。
プラセンタは抗酸化作用を持つので、コラーゲンに受けるダメージを抑制し、シミの原因ともなるメラニンの生成を抑えてくれることで老化から守ってくれます。
線維芽細胞
始めて耳にする方もいると思いますが、「美肌の鍵を握る」とも言われているのがこの線維芽細胞です。
線維芽細胞は真皮層にあって、肌の弾力やハリを維持する上で必要な「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸」などの美肌成分を生み出してくれるとても重要な細胞なのです。
ただこの線維芽細胞は加齢や活性酸素の影響により20代後半から低下し始め、どんどん減少してしまいます。
そしてもっと問題なのがこの「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸」は外からどうやっても補うことが出来ないのです。
まとめ
プラセンタは化粧品として配合されて外からのスキンケア用品に取り入れられていますが、外から補うことは難しいものですのでドリンクタイプとして直接飲んだ方が良いです。
プラセンタ本来の効果はとても高いものがありますので、是非積極的に摂取していきたいですね。
市販品も売られていますが、品質やエキスの含有量なども違ってくるので出来れば病院で扱っている製薬メーカーの提供する製品をオススメします。