ニキビ肌の人が使う洗顔料のオススメは？正しい洗顔料の選び方とは？

ニキビが出来ると男性も女性も憂鬱になりますよね…
近くで顔を見られるのも嫌になったり、メイクをしても隠れなかったり逆にニキビに刺激となって悪化してしまったり悩みがつきません。

そこで店頭に売られている「ニキビ用洗顔料」などを使用する人も多いと思いますが、本当にニキビにはその洗顔料が合っていると思いますか？
謳い文句が魅力的な商品も多いのでついついつられて買ってしまいがちですが、実はニキビのあるときこそシンプルかつ刺激の少ないケアが必要だったりします。

今回はニキビ肌の人が陥りがちな洗顔料選びの間違いや、ニキビ肌の人には石鹸洗顔が1番良い理由をお話ししていきたいと思います。

ニキビ肌の人が陥りがちな洗顔選びの失敗とは？

ニキビ肌の人はついついニキビ用の洗顔に手を出しがちです。
確かにニキビ用の洗顔はニキビ肌の人に基づいて作られているので、思春期ニキビには効果的な場合もあります。
ただ同じ洗顔料でも香料が入ったものは避けた方が良いです。

今ではあまり肌に負担をかけないように無香料の物が増えてきていますが、化粧品に香りづけをするための香料は複雑な成分が混合されている可能性が高くそれがニキビ肌に刺激となって余計に悪化してしまう事もあります。
香料は無い方がやはりお肌への負担がかからないので出来るだけ香料が入っていないものを選びましょう。

ニキビ用洗顔のパッケージには「サリチル酸」が配合されている事が多いですが、これは強い殺菌作用と抗炎症作用を併せ持った成分です。
ただ値段が高いから沢山入っていると言う訳ではなく、そこまで値段云々で成分に差がある訳では無いのです。
そしてこのサリチル酸は確かにニキビには良いとされていますが、刺激もとても強くサリチル酸アトピーの人もいるほどです。

肌が弱い方やアトピー持ちの人は使用しないほうが良い成分です。

それからニキビ用洗顔はニキビを考えた洗顔になっていて、皮脂を取りすぎてしまう事もあります。
脱脂力が強かったり、洗った後にピリピリと突っ張ったような刺激を感じるような事も。

ニキビだから脱脂すれば良いのではなく、むしろ必要な水分や油分もあるので顔に必要な分は残しておいたほうが良いのです。

乾燥から余計に脂性を悪化させてしまう事もあり、そこからニキビが増える場合もあります。

ですから安易にニキビ用洗顔料を使うことは得策とは言えないでしょう。

ニキビ肌には「石鹸洗顔」が1番良い！その理由は？

実は色々売られている魅力的な商品の中でニキビ肌に最もふさわしい物は「固形石鹸」です。
実際にニキビで悩んで皮膚科に行くと「固形石鹸」をオススメされる事も多いそうです。

固形石鹸は成分もシンプルで、合成界面活性剤なども使用していないので肌に1番負担がなく汚れを落とせるアイテムなのです。

固形石鹸にも界面活性剤は含まれていますが、普通の洗顔料との違いは「合成」であるかそうでないかです。
石鹸の界面活性剤は天然の植物由来のものから成り立っているので、肌の必要な皮脂などを落とし切る事がなく汚れもしっかり落とせます。
成分表記には「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」と書かれていると思います。

逆に合成の界面活性剤をずっと使用していると、思っている以上に皮脂を落としすぎてしまって角質も壊れやすくなったり肌のバリア機能も弱まってしまいます。

ニキビ肌は外からのケアをあれこれ行うよりも、生活習慣や食生活などに気をつけた方が出来にくくなるので外からのケアはシンプルな物を使い、あまり刺激を与えない方がニキビを悪化させず沈静化させてくれますよ。

まとめ

ニキビは外からのケアで綺麗になる訳ではなく、むしろ食べ物や寝不足、ストレスなどの食生活や生活習慣を見直した方が治りが早くなります。
つい肌は露出しているので外的刺激が原因と思いがちですが、お菓子や脂っこいものをよく食べていたり、睡眠不足で毎日同じ時間に寝ていなかったり、栄養が偏っていたり、あまり汗をかかず老廃物が溜まりがちになっていたりする事がニキビを悪化させます。

むやみやたらにニキビ用洗顔を使うのは逆に必要な皮脂や潤いまで落としかねないので、シンプルに石鹸を使って刺激になる成分を避けることです。

ニキビ用洗顔を使ってもずっと治らないと言う方は、一度固形石鹸に変えてみてください。
そして洗顔料だけでなく、生活習慣も見直してみてくださいね。