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子育ては厳しく!?それとも甘やかす!?子育ての悩みにお答えします

 

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「子どもの内から厳しく育てる方が良いのか?」「子どもの内は甘くても良いのか?」
子育て中のママやパパはこのような悩みを抱いた事はないでしょうか?

子育てに「マニュアル」やこれと言った「正解」というのはありませんが、
この2つの内、どちらが良いのかと聞かれると、その答えは…

「どちらも正解」です(笑)

「えっ!甘やかしているとわがままな子になるんじゃないの?」と感じる人もいるかもしれませんが、大切なのは「愛情を持って子どもと接する」という事です。


今回は「厳しく育てる」「甘やかせて育てる」それぞれのメリットやデメリット、「愛情を持って子どもと接する」事の大切さを紹介します。


○「甘やかせて育てる」のメリットとデメリット

 

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「まだ子どもなんだから甘やかせても大丈夫」と考えるママやパパも多いでしょう。

甘やかせて育てるとこういったメリットがあります。

・ママやパパと子どもの仲が良くなる
・言いたい事や考えたことを積極的に発言できる
・人見知りをせず、社交的な性格になる

逆に、デメリットとしては…

・自己主張やわがままが強くなりがち
・「努力」が苦手な性格になる
・お金使いが荒くなる

甘やかせて育てるという言い方は「伸び伸びと育てる」という表現に言い換えられます。

子どもの意見や主張を受け入れていると、親子の中は深まるという利点がありますが、
スーパーなどで「買って買って」と駄々をこねる場合に、ついつい買ってしまうという事を繰り返している内に「わがまま」が強くなったり、「自己中心」な性格に近づく事も考えられるのです。


○「厳しく育てる」のメリットとデメリット

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「3歳までに性格が確立される」「小さい頃からルールを守らせる必要がある」と、
子育てに対する考えを持つママやパパも多いです。

厳しく育てるとこういったメリットがあります。

・ルールを守れる人になる
・他人任せではなく、自分の事は自分でやろうとする
・マナーや礼儀が守れる人になる

逆に、デメリットは…

・他人の顔色や評価を気にする性格になる
・「ルールを守る」という意識が強すぎて、伸び伸びと行動が出来ない

厳しく育てられた子どもは、生きていく為に必要な「社会性」が身につくというメリットがありますが、「ルールを守る」「ちゃんとしなきゃ」という意識が強すぎて、伸び伸びと行動が出来ない性格になりがちなのです。


○一番大切なのは「愛情を持って子どもと接する」こと

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甘やかして育てても、厳しくして育てても、一番に「子どもの為」だという考えがあればどちらでも子育てとしては間違いではありません。

例えば、スーパーで駄々をこねる子どもに対して、「周りの目が気になる」「買ってあげないと泣き止まないから」という親目線の考えだけで甘やかしていてはいけません。

「今日は買わないって決めたから買わない」「多少厳しくてもルールを守ってもらう」などと、「子どもの為」という視点であれば厳しくしてもデメリットは生じません。

宿題をやらない子に対して、こちらも親目線の考えだけで「やりなさい」「やらなくちゃダメでしょ!」というように、頭ごなしに厳しくしてはいけません。

その子の「やりたくない気持ち」に寄り添い、「今日はやりたくないんだね」「明日は頑張ろうね」というように、子どもの気持ちを一番に考えて甘やかすのは、「子どもの為」なので、良い関わり方と言えるでしょう。

大切なのは、親目線の考えを優先させて「甘やかせる」「厳しくさせる」のではなく、
子どもの気持ちを優先し、子どもの為を考えた結果、「甘やかせる」「厳しくする」という関わりが大切なのです。


○まとめ

「厳しくする」「甘やかせる」子育てにおいて永遠の悩みと言えるでしょう。

「どちらが正しい」という答えはなく、愛情を持って子どもと接し、子どもの事を一番に考えた子育てを行えば良いのです。

幕末の英雄、「吉田松陰」は幼少期、叔父からめちゃくちゃ厳しく育てられ、時には叩かれながら勉強を教えられていたと言われています。

ここだけ聞けばただの「スパルタ」に聞こえますが、叔父は勉強の時以外は松陰のことをめちゃくちゃかわいがり、溺愛していたそうです。

松陰も叔父の事は大好きで、考えなしのスパルタではなく、愛情をしっかりと注いでいたからこそこのような結果になったと考えられます。

その後、松陰は初代総理大臣の「伊藤博文」を育て上げたりと、幕末の英雄とまで語り継がれる事となります。

正しく愛情を持って「厳しさ」と「甘やかし」をバランスよく取り入れた子育てと言えます。

 

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