アイプチのやり過ぎはまぶたが伸びるって本当!?
よく聞く噂で「アイプチのやりすぎは瞼が伸びる」といった事を聞いたことがありませんか?
でも今では学生さんには特にアイプチなどは当たり前に使われていますよね。
ただもしこの噂が本当なら将来的に瞼が緩んで伸びてしまうのではないか…と心配になります。
メイクが大好きな女性達なら気になりますよね。
そこで今回はアイプチをすると本当に瞼が伸びてしまうのか?真相に迫りたいと思います。
アイプチってそもそもどんなもの?
今の時代はあまり知らないと言う人も少ないと思いますが簡単に言うと、ノリのようなものをつけて二重を作るアイテムです。
結構昔からこのノリタイプのアイプチは使われていて、メイク時に二重を作ったり、寝る前に癖付けでアイプチで二重を作ってから眠ったり「二重作り」として使われてきました。
一重さんや奥二重さんが使っているイメージがありますが、二重の人でも使用しています。
どういった理由で使用しているか?と言うと「二重の幅を広げるため」です。
同じ二重でも幅広の人もいれば、幅が狭い人もいたり末広二重の人もいます。
ですから自分がなりたい理想の二重に広げたりするためにも使用したりしますね。
そしてこの線を作るためにアイプチの本体に入っている「まぶた用接着剤」を使って専用のプッシャーで線を入れ込みノリが乾くのと同時にその線でくっつけてくれて理想の瞼にしてくれるものです。
ただこの接着剤が強力で結構瞼をしっかり貼り付けてくれるので、瞼がこすれたり引っ張られたりしてとても負担がかかります。
その為冒頭でお話ししたような「瞼が伸びてしまう」と言われるようになりました。
アイプチを使うと瞼は実際伸びてしまうの?
そこで本題です。
よく噂になっている「アイプチは継続的に使っていると瞼が伸びる説」ですが、答えとしては「伸びる可能性も高い」です。
そもそも人間の瞼はたった0.6㎜ほどの厚さしかなく、その下に筋肉や毛細血管などが形成されています。
そしてその中には肌の弾力やハリを保つためのコラーゲンやヒアルロン酸なども含まれていますがこれらは伸縮性があります。
アイプチのノリを使って何度も瞼の皮を引っ張ったりいじることでちょっとずつ皮が伸びていくこともあります。
そしてこの伸びてしまった皮はヒアルロン酸やコラーゲンなどが減少し始めた頃により酷く出て垂れたまぶたになる可能性もあると言われています。
それからもう1つ問題なのが接着剤に含まれる成分が肌に合わないとアレルギーが起こり、かぶれたり腫れたりしてしまう事です。
瞼をくっつけるための強い接着剤を使用しているので、繊細な瞼にはとても刺激が強いです。
ですから元々お肌の弱い人は勿論、割と肌が強かった人でも継続的に使う事で炎症を起こしたりかゆみやかぶれも起こる可能性もあります。
アイプチをどうしても使いたい場合は無理に瞼をグイグイやったり引っ張ったりしないでクレンジングを使って優しく落としたり、癖付けたりしましょう。
それからアイプチの種類も沢山あり、それぞれの特性がありますので自分の肌に合った液剤を使用してくださいね。
まとめ
今や若い女の子達にとって二重づくりは常識になって来ていて、自分の理想の線を叶えるために継続して使用する子も増えてきました。
ただ毎日使用していると瞼には結構負担がかかります。
若い時にはすぐタルミなどの現象が出なくても、歳を重ねてきてお肌のハリや弾力が失われてきた時にアイプチを使用していなかった人に比べて瞼のタルミなどが酷くなる可能性もあります。
ですから適当に扱わず無理に施さず、優しく瞼を扱うようにしてくださいね。