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ロシア 国際結婚:イライラすることも思考を変えれば…マイナスをプラスに!

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4回にわたり「国際結婚で失敗しない秘訣」を紹介させていただきました。国際結婚のイメージが少しわいてきたでしょうか?
生活していればまだまだ色々とありますが…今日は少しポジティブな話をしたいと思います。


適当には適当で

これは、国によって異なるかもしれませんが、欧米に嫁いだ日本人妻が声を揃えて言うことは「なんて、適当なんだーーー」
国民性の違いです。勤勉で真面目、気遣いの日本人には最大のカルチャーショックといってもいいでしょう。

例えば、ロシアは9月から学校が始まります。始まってから1週間以上経ちましたがいまだに正式な時間割がありません。
翌日の時間割だけをもらって帰ってくるわけですが、その日の夜までに1,2度「時間割変更」のメッセージがチャットで流れてきます。「先生、子供はもう寝ていまよ!」

この時間割調整はあと一週間続くそうです。あり得ませんよね。9月2日が入学式なら、そのまえに時間割くらいつくっておいてよーと言いたいですよね。子供達は変更のたびに振り回されて宿題も変わるので毎日がバタバタなんです。

1年生の頃は少しノイローゼ気味になってしまった私ですが、今は「きたな、適当が」と余裕なものです。それは、考え方を変えたからです。「そちらが適当なら、こちらも適当で行きます!」と。もちろん、先生には言ってませんが(笑)

適当に行き当たりばったりで流れている社会に、日本のように正確さを求めってきっちり何事にも取り組みたい!と思っていてはあなたは潰れます。郷に入っては郷に従え。力を抜いていいんです。真面目にやっている方が損をする場面があります。

そう考え方を変えたら解放されて楽になりましたよ。ただし、損をしないために身につけなけらばいけないことがあります。

 

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自分を守る洞察力と話術が身につく環境

ただ適当に過ごしていたら非難されたり損をすることも出てくるでしょう。そこで必要になるのが、洞察力と話術です。
外国の人は自己主張が激しいです。適当が多いうえに主張してくるので、真面目にやっているほうはイライラしてしまうのです。

先にあげた子供の時間割の例でいうと、時間割の変更、親の間でも情報がバラバラでどれが本当なのか分からないまま登校。
娘には、「先生の反応をしっかり見て冷静に対応するのよ」と教えています。適当な対応に対し、不当な評価を受けることは許されません。

とはいえ、日本人の心を強く持った10歳長女には話術でやりきることが難しく、不当に注意されて泣いて帰って来たこともあります。
この環境を不幸ととるか、チャンスととるかはあなた次第。私は今のグローバル化社会を強く生き抜くためには最高の学びの場所だと思っています。

雑な言い方ですが、ここでは子供であっても適当だらけのサバイバルの中で生活しています。「ずる賢さ」はここでは決して悪い意味で使われません。周囲の状況を察知し、しっかり自分の考えを主張できる!子供が育っています。


【まとめ】

周りが適当ということは、自分も少し適当でもいいということです。それは自分の生き方の信念とは別問題。移住先の地でいかに周りに適応できるかということです。とても楽に暮らせます。その中で、自分を守り強く生きるすべを習得できますよ。

ロシアで生活している私のまま日本でママ友に会ったらすぐに縁が切れてしまうでしょう。それくらい別人になれる、それも国際結婚・海外移住でしか味わえない醍醐味なのではないでしょうか。

 

 

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