今年もお正月がやってくる!お正月の由来と遊びを紹介します
そろそろ年末の準備を始めている方も多いでしょう。
年賀状やおせちの手配、帰省の準備に大掃除…やることがいっぱいですね。
毎年訪れるお正月ですが、そもそもお正月とはどういった行事なのでしょう?
今回は改めて、お正月のことを紹介したいきたいと思います。
■お正月=旧暦の1月
もともと旧暦の1月のことを「お正月」と言っていたようです。
1月1日から3日までを三が日(さんがにち)、1日から7日を松の内、1月11日を鏡開きを行う日と言われています。
現在は1月を「睦月」とも呼びますが、これは新年を家族で睦みあう様子を表していることに由来しています。
■お正月の由来とは?
元旦は、新年の幸福をもたらすために各家庭に年神様が訪問すると言われています。
そのために門松やしめ飾り、鏡餅を飾るのだといいます。
その年神様が「正月様」と呼ばれているようです。
その神様をお迎えし、たくさんの幸福をもたらしてもらう事を目的として、お正月における様々な風習が生まれたと言われています。
■元旦=元日は間違い?
元旦は1月1日の初日の出の事を言います。
「旦」の字が地平線から現れた太陽を表していますね!
そして1月1日、その日の事を元日と呼ぶのです。
■お正月の遊びを紹介します!
今ではお正月ならではの遊びをする子供は減ってしまったように思います。
それでも伝統的なお正月の遊びは存在しますので、是非体験してほしいものです。
・凧あげ、独楽(こま)
主に男の子の遊びとして代表的なふたつです。
昔はそれほど高い建物がなく、広い場所で凧あげができたようですが、今は少し難しいですね。
それでも体験する機会があれば是非やってみましょう!
独楽は、現代も姿を変えて子どもたちに親しまれている遊びではあります。
ベーゴマは技術を要する遊びなので、現在は大会なども行われているようですね。
・羽根付き・お手玉
女の子の遊びとして代表的なのが、このふたつです。
羽根付きはミスをした方が顔に墨を塗られるというペナルティが発生しますが、これは羽根付きが魔除けや厄払いの遊びであることに由来するものと言われています。
お手玉も現在のジャグリングの元祖になるのでしょうか?
技術を問われる遊びは現代も姿を変えて引き継がれているようですね。
・その他の伝統的な遊び
家族や友達など大人数で遊べるのが「双六(すごろく)」ですね。
双六も進化を遂げ、様々なボードゲームになりテレビゲームにもなり、今も多くの人に愛される遊びですね。
サイを振ってその分進む、そんなシンプルなルールの中に生じる絶妙な駆け引きがおもしろいですよね。
他にも福笑いやカルタなどもお正月の遊びと言われています。
百人一首は、その和歌の美しさと、競技としての汎用性から多くの人に愛されている遊びです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お正月の由来や遊びについて紹介させていただきました!
もう年末、仕事に掃除に様々な準備に忙しい師走かと思いますが、それもお正月をゆっくり過ごすためですね!
のんびりお酒を飲みながらテレビを見るのもいいですし、家族みんなで伝統的な遊びをしてみるのもいいででしょう。
1年に1度の年越し、楽しくお過ごしくださいね。
来年も皆様にとって素敵な年になりますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました!