寒い冬を観察しよう!冬は素敵なキレイがいっぱいです
いよいよ冬本番ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
朝から寒いと布団からでるのもしんどいですよね!
私の住む北国は雪が積もり、終日氷点下の日も多くなってきました。
「冬なんて嫌い!」と思う人も多いかもしれません。
でも、冬を観察してみると、素敵な「キレイ」がいっぱいなんです!
今回は寒い冬もちょっぴり好きになる、冬の素敵なキレイを紹介します!
■まずは定番!雪をよ~く観察しよう!
冬と言えば雪ですね!
雪はよ~く見ると結晶になっていてとても素敵な形をしているんです。
・雪の結晶
雪の結晶の形は、インテリアやファッションのデザインなどで使用されているので、どんなものか知っている人は多いかと思います。
ですが実際の雪を観察して雪の結晶を見たという人は、案外少ないようです。
雪の結晶は、そのほとんどが六角形をしているため「六花」とも呼ばれています。
実は雪の結晶の形は、その時々で変わるのです。
結晶面を決めるのは「温度」です。
雪の結晶は初めは六角柱をしているのですが、温度によって角板になるか角柱になるかが決まるようなのです。
雪の結晶は花のような、木の枝のような、複雑な模様も特徴です。
その結晶の形の複雑さを決めるのは「水蒸気の量」です。
水蒸気の量が多いほど、より複雑な形になると言われています。
温度と水蒸気の量で形状が変わるため、まったく同じ結晶ができることはないと言います。
まるで万華鏡のようですね!
■寒い冬ならではの現象を観察しよう!
雪以外にも、冬に舞い降りる素敵な現象があります。
その素敵な現象をふたつ紹介します!
・霜
暖かい地域の人にはなじみがないかもしれませんね。
霜は、0℃以下に冷えた物や植物の表面に現れる現象で、空気中の水蒸気が昇華して氷の結晶として堆積したものです。
冷凍庫の中にできた霜を見たことがあるという人は多いと思います。
でも冬に自然にできる霜は、よく観察すると本当に綺麗です!
寒い日の朝に、外の葉っぱに霜が降りていたらよく見てみましょう。
雪の結晶と同様、それぞれ違った形状をしていてとっても幻想的です。
何に付着するかでも様子が異なりますので、寒い日は霜を観察しながら散歩も楽しいかもしれないですね。
・霜柱
実は霜と霜柱は、まったく別の現象なのです。
霜は空気中の水蒸気が昇華して凍ったものですが、霜柱は、地中の水が凍ってできる現象です。
気温が氷点下になる時、地中の水分が毛管現象によって地中にしみ出し、柱上に凍結したのが霜柱です。
踏むとパリパリ音がするそれをよ~く見てみると、柱状の氷になっているのがとっても不思議です!
携帯のカメラをズームでアップにするとよくわかりますね!
とっても幻想的で冬にしか発見できないちょっとしたインスタ映えですね!
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は冬の素敵なキレイを少しだけ紹介させていただきました。
暖かい地域ではなかなか見れない現象かもしれませんが、朝起きていつもより寒いと感じたら、探してみるものいいかもしれませんね!
私の住む北国では毎朝この現象に遭遇します。
カーテンを開けると、まるでステンドグラスのような霜が降りていると、寒さを感じるのと同時に、嬉しさも感じます。
また、3歳の娘は保育園に行く道すがらで霜柱を踏んで、パリパリという音を楽しんでいます!
寒くてウンザリしがちな冬ですが、素敵なキレイを発見してちょっぴりでも冬を好きになってみましょう!
今は携帯のカメラも高機能なので、そんな冬の写真はきっと素敵に映えるでしょう!
また冬の素敵を紹介できればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!