頭痛持ちってどういうこと?頭痛持ちといわれる人の頭痛について!
慢性的な頭痛はつらいものです。
ただたんに頭が痛いというのではなく、食欲不振・吐き気・目の痛みなど様々な症状を伴います。
いったん痛くなるともう手はつけられません。
薬だって効かないし、起きても寝ても、何をしてもただただ痛い…。
日常生活もままならないその頭痛とは?
今回は、いわゆる「頭痛持ち」といわれる頭痛についてのお話です。
●頭痛の種類と薬について
いわゆる頭痛持ちといわれる頭痛には以下のような種類があります。
・群発頭痛
・片頭痛
・緊張型頭痛
基本的にこのタイプの頭痛には市販薬は効きません。
それぞれのタイプに沿った頭痛薬があります。
処方薬なので頭痛外来・脳神経外科などで処方してもらいましょう(内科で取り扱っている場合もありま
す)
●頭痛の特徴について
それぞれの頭痛には以下のような特徴があります。
・群発頭痛
「目の奥をえぐられるような痛さ」とよく表現される頭痛で、痛みが最も強い傾向にあります。
目の奥の痛みとともに、目の充血・涙・鼻水なども伴うようなら群発頭痛の可能性が高いでしょう。
年に1~2回程度、1~2ヵ月と毎日のように頭痛が続きます。
・片頭痛
ズキズキガンガンと脈打つような強い痛みを頭の片側・両側に感じます。
ひどいときは、吐き気・嘔吐、また光や音など目・耳への刺激に敏感になることも。
月に1~2回程度が一般的ですが、多い人では週に2~3回ほど発作的に痛みに襲われます。
・緊張型頭痛
頭をギュ~っと締め付けられたような痛みが特徴です。
型や首筋のこりを伴うため肩こりと勘違いされがちですが、頭全体が痛くなるようなら緊張型頭痛を疑い
ましょう。
群発頭痛と片頭痛に比べれば痛みは弱い傾向にあります。
これら頭痛は併発することがよくあります。
例えば、「片頭痛のみ」かと思いきや、「片頭痛+緊張型頭痛」と併発していたり。
また、「群発頭痛+緊張型頭痛」と併発していることもよくあります。
●治療法について
頭痛は、「頭痛ぐらいで…」と我慢せずに医療機関を受診しましょう。
上記しましたが、基本的には頭痛外来・脳神経外科など専門医がおススメです。
病院では問診が行われるので、
・頭痛が始まって時期
・頭痛が続く時間について
・どこが痛いのか、どのような痛みなのか
・頭痛に伴う症状はあるのか
については答えられるようにしておきましょう。
頭痛はくも膜下出血など重篤な場合も考えられます。
場合によってはMRIなどで細かく調べられることもあります。
「群発頭痛・片頭痛・緊張型頭痛」のいずれかと診断されれば薬が処方されます。
多くの場合「予防薬と頓服薬」の2つが処方されますので、医師の指示通りに飲みましょう。
●まとめ
頭痛って本当につらいんですよね。
長年、私も片頭痛と緊張型頭痛に悩まされています。
最初は「頭痛ぐらいで…」という気持ちで病院にはいきませんでした。
でも、あるときひどい痛みが襲ってきまして…それで、ようやく病院に。
行ったらすごく楽になりました。
あなたの頭痛ももしかしたら3タイプのどれかに当てはまるのかもしれません。
これぐらいで…と思わず、つらいと感じたら病院に行きましょう。