国際結婚、日本の生活は大変？！

国際結婚をして、日本にパートナーが来てくれることに。

楽しい生活が待っているはず！と思いきや、外国人のパートナーが苦労することが山盛り。そんなパートナーの苦労を理解して、あなたがサポートしてあげなくてはいけません。私の主人がいつも困る3つのことをご紹介します。

主人を苦しめるミドルネーム

多くの外国人はミドルネームを持っています。なんだかカッコイイ～と思いますが、ミドルネームの概念がない日本で生活する外国人は、ミドルネームのせいで大変苦労しています。
私の主人は、ミドルネールが3つあるので、フルネームで書くと長い長い…普段は姓名だけでよいことも多いですが、厄介なのが役所、銀行、飛行機予約系です。

まず、来日して最初に市役所で登録手続きがありますが、見事にスペルを間違えられ、書類を受け取るのに時間がかかりました。銀行では、フルネームが長すぎて通帳に名前の印字ができず、手書きになりました。

そこでもスペルを間違われました。そして、通帳の名前が手書きになると何が起きるかというと、通帳の印字するページがなくなり繰り越しをしたい場合、普通なら機械でできるところを窓口で手続きをしなくてはいけません。

また、お金を振り込んでもらうことがあるときは、主人の通帳だとフルネームを入れるのがとんでもなく面倒だし、間違われる可能性が大きいので避けなくてはいけません。

飛行機予約でも、ミドルネームが長すぎてインターネットからの予約時に入力が入りきらず、結局電話で予約をしなくてはいけません。

ミドルネームだけではなく、主人の苗字はなかなか珍しいので、電話で苗字を伝えるときは、90％の確率で間違われます。最近は面倒なので、間違った苗字のままで通していますが。このように、間違っていては非常に困る市役所、銀行、飛行機予約でとても苦労しています。

頭を守って！

次に主人が苦労したことは、日本の天井の低さです。

主人の伸長は190㎝超えなので、150cm台の小さい私には想像もつかなかった場所で頭をぶつけて痛い思いをしています。最近の新しい家では天井が高いところが多いですが、古い家ではまず至る所の入り口が主人の伸長より低いです。

そのため、入口はだいたい頭を低くして、くぐって通ります。私の実家は古い造りなので、玄関以外のドアはすべてくぐっています。さすがに入口なのでかなり気を付けて通っているので頭をぶつけることは少ないですが。

そして、意外に気づかないのがキッチンの換気扇です。これは新しい家でも換気扇はだいたい出っ張っているんですね。ついつい料理に夢中になっていると、この換気扇の出っ張りを忘れてしまい、度々頭を強打して苦しんでいます。

そして、ぶつけるところは大抵換気扇の角なので要注意です。その他、私が衝撃を受けた場所が、電車の中。つり革というより、つり革がぶらさがっている棒自体にぶつかるんです。そして、ぶらさがっている広告も絶対ぶつかります。

行き場がなくてとてもかわいそう…このように、普段私たちが気づかないところで苦労しているのです。

それは我慢してあげて！

最後に主人のメンタルを弱らせたこと…それは、体臭問題です。こればっかりは仕方がないことなのですが、においがきつい方も結構いますよね。

汗のにおいと香水が混ざり合ったにおい…暑い日の電車の中でにおってきたら、ちょっと「うぅっ」っとなってしまった経験がある人もいるかもしれません。それでも、大抵の人は何も言わずに何とかやり過ごすと思います。

しかし、中には心無い言葉をかける人もいるのです。主人が電車の中に入り、座席に座ると「くせぇ！」といやな顔をしながら大声で言い去っていったそうです。

普段あまり他人のことを気にしない主人ですが、さすがにその時は怒りと悲しみで大変落ち込んでいました。同じ人からではありませんが、主人は他にも通りすがりに、「国へ帰れ！」と言われたこともあります。

多くの人は親切であることは間違いないのですが、中には外国人をよく思わない人もいます。一生懸命日本で生活をしている中で、このようなことがあると日本での生活がいやになってしまうかもしれません。そんな時はあなたがしっかり心のケアをしてあげてください。

まとめ

日本での楽しい生活の傍ら、日本人にはわからない苦労も多くあります。

上記のことはほんの一部に過ぎません。いろいろなことが起きると思いますが、パートナーが頼れるのはあなただけです。しっかりとサポートをして楽しい国際結婚ライフを送ってください！