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自宅での「除毛クリーム」の正しい処理方法は?

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最近人気が出てきた「除毛クリーム」を使ったムダ毛処理ですが、いまいち使い方がよく分からないし肌荒れが心配…と躊躇っている方も多いですよね。
そこで今回は除毛クリームを使った正しい毛の処理方法や、除毛クリームの仕組みをご説明したいと思います。


除毛クリームの仕組み

除毛クリームの仕組みとしては、「ムダ毛を溶かす事のできる有効成分によって処理する方法」です。

有効成分は、

・チオグリコール酸カルシウム
・チオグリコール酸ナトリウム
・チオグリコール塩酸

が代表的なアルカリ性成分です。

体毛はケラチンタンパク質と言う物質から出来ていて、これらの成分がこのタンパク質の結合を分解する仕組みになっています。

カミソリであれば毛が真っ直ぐ平らに残りポツポツと黒い根元が目立ちますが、除毛クリームを使うと毛先が丸く溶けるためあまり毛根のポツポツが目立ちづらくなります。

除毛クリームと聞くと根元まで溶かしているんじゃないか…と心配になる方もいると思いますが、基本的にはカミソリなどと原理は同じで表面に出ている毛だけを溶かしているので早い人だと3日ほど、持つ人で1週間位でまた伸びてきます。

ですので「永久脱毛」は出来ません。
永久脱毛は専門の医療クリニックでしか行えないので、あくまでも生えてる表面の毛だけを溶かす処理だと思ってください。

 

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除毛クリームの正しい処理方法

1.パッチテストを行う

まずいきなり塗布して始めるのではなく「パッチテスト」を必ずしてから行いましょう。
除毛クリームの有効成分は「タンパク質」を分解するとお話ししましたが、人の皮膚もタンパク質から出来ています。
除毛クリームは毛のタンパク質に効く薬剤が配合されているので、他のケア商品よりもダメージが大きいです。
ですので、物によっては炎症を起こして赤くなったり、カサカサになってしまったりとトラブルを起こしやすくなっています。
腕などに10円玉ほどの大きさでクリームを少量塗ってみて、24時間以内に何らかの異常が出るようでしたら使用はしないようにして下さい。


2.剛毛部分は下処理をする

除毛クリームは薄い毛には効果が高いですが、固くて濃い毛だと1回では綺麗に除毛出来ない事もあります。
なるべく薬剤を行き渡りやすくする為にも、まずは先に下処理を済ませておくと薬剤の効果が出やすくなりますよ。


3.除毛したい箇所にムラなく塗る

下処理が済んだら次は本格的に塗って行きます。
自分が処理したい箇所にムラなく均一にクリームを塗って行きます。

4.規定時間待つ

それぞれ除毛クリームには定められた放置時間が決められているので、説明書きをよく読んでその通りに塗ったまま放置しておきます。

5.洗い流す

規定時間が来たら流していきます。
ただし1度では綺麗に除毛しきれない場合もあるので、その場合はまた後日ケアをするなどして規定時間を越えて放置するのはやめましょう。

6.アフターケアをする

除毛クリームで処理をし終わった後は、肌が敏感になっています。
タンパク質を溶かしてしまうので乾燥もしがちなので、必ず処理後はボディークリームをしっかり塗り込み保湿してあげましょう。

 

1つ注意点としてお肌を清潔にしてから塗布するようにして下さい。
例えば前の日の夜にボディークリームやオイルを塗っていたり、日中日焼け止めを塗った後の肌に除毛クリームをのせても効果が薄れてしまいます。
それだけではなく皮膚には目には見えない汚れもついているので、その上からクリームを塗るのは衛生的ではありません。

身体に何も塗られていない状態で塗るようにしましょう。

まとめ

除毛クリームはとても簡単で処理方法としては初心者でも行いやすいのですが、使い方を間違えると肌トラブルも起こしやすいです。
沢山の除毛クリームがあるので、まずはネットでよく調べてから肌荒れのしにくい物などをリサーチして購入するようにして下さい。

 

 

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